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構造デザイン講義 [本]

構造デザイン。分かるような理解出来ないような気もする妙な用語。
この本は建築家である筆者が大学での講義をまとめたもので、語り口は柔らかいが自らの考えを
ストレートに吐露しています。そして君達は自分達の頭で考えなさいとも。
積構造・スティールコンクリート・プレキャスコンクリート・木造と解説されているのですが
教科書的でなく経験に裏打ちされた話は説得力があります。
木造で多矛盾系というキーワードが出てきます。
木造は構造として多数の矛盾を内包し成立しているという話を読んで
普段は古めの木造建築に住んでいる身としては非常に感銘を受けましたね。
以前から無駄が多く理解しがたい構造をしていると思っていましたがそれ相応の
理由があったのだと。
本書に再三出てきますが筆者は流行の過剰にウネウネした建築を快く思っておらず
コンピューターによる設計が生み出した構造のポストモダン化とも語っています。
一方で建築を取り巻く空気を設計の要素として取り込む事は現状のコンピューター
の能力では不十分でまだまだフロンティアが残っているという話には非常に興味深いですね。
温度や湿度、輻射熱そして風の影響までコンピューターで捉えられるようになれば
近代建築が抱える問題を解決出来るようになるかもしれません。

構造デザイン講義

構造デザイン講義

  • 作者: 内藤 廣
  • 出版社/メーカー: 王国社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 単行本



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