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大人げない大人になれ! [本]

個人的に成毛 眞さんの著作はかなり好きで、何冊も読んでいますがこれはまさに成毛氏のエッセンスが
凝縮された本。冒頭のマイクロソフト本社にてビルゲイツに遭遇した話は爆笑の一言。
マイクロソフト在籍時はもちろん、その前の自動車部品販売会社在籍時代のエピソードも
興味深い。でもいきなり系列外の会社に営業しに行って会ってくれた相手も結構大人げないのでは?
読むと元気になる一冊ですね。

大人げない大人になれ!

大人げない大人になれ!

  • 作者: 成毛 眞
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: 単行本



スーパーカー誕生 [本]

スーパーカー開発に関わった元エンジニア達に徹底取材し、スーパーカーの歴史を
俯瞰しようと言う大胆な一冊。クルマそのモノよりも開発に関わった人達の野望と栄光、そして挫折。
クルマという工業製品と商品の狭間で翻弄される人間模様が実に興味深いです。
市販ミッドシップカーとは果たして正義だったのか、はたまた禁断の果実だったのか
とても考えさせられる一冊でした。

そして、一クルマ好きの観点からするとクルマの技術というものはクルマの発明以来
有名無名問わず沢山のエンジニア達による思考と努力の積み重ねで成り立っているという
ごく当たり前の事実に気づきます。
私は結局の所、その積み重ねられた技術のごく一部をつまみ食いしているだけ。
そのごく一部をつまみ食いした位で今のクルマはつまらなくなった云々するのはとても
ナンセンスな事だと。
これからも新しい技術で新しいクルマの価値観に挑戦する人達は沢山出てくるでしょう。
そしてクルマと人間の寄り良い関係を築くことを期待しています。

スーパーカー誕生

スーパーカー誕生

  • 作者: 沢村 慎太朗
  • 出版社/メーカー: 文踊社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本



藤森照信 素材の旅 [本]

建築史家、そして今は建築家としても活躍中の藤森照信氏が今や忘れられた自然の建築素材を
探しに日本中を取材した本。
初めて聞いた素材も多くとても勉強になりました。
とはいえ取材後○○は廃業しましたという文賞を読むと切ないです。
漆はもはや9割以上が輸入だと以前から知っていましたが、日本国内での採取の模様は
とても貴重ですね。

藤森照信、素材の旅

藤森照信、素材の旅

  • 作者: 藤森 照信
  • 出版社/メーカー: 新建築社
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本



クルマはかくして作られる3 [本]

カーグラの名物?の連載が4年ぶりに復活。
クルマに関わる技術はこれほど奥深いのかと読むたびに圧倒されます。
技術者の情熱と誇りが日本、そして世界中のクルマ作りを支えているのですね。
日産GT-Rで使われているミッションを始めとするコンポーネントも沢山取材されていて
読み応えあります。高効率・高精度を追求して設計・製造されているコンポーネントを
見ているとやはりGT−Rの値段は破格なんだなと改めて実感します。

クルマはかくして作られる 3 (3) (別冊CG)

クルマはかくして作られる 3 (3) (別冊CG)

  • 作者: 福野 礼一郎
  • 出版社/メーカー: 二玄社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 大型本


プロジェクトGT-R [本]

開発責任者自らが語る日産GT−R。Motor Fan illustrated編集「日産GT-Rのテクノロジー」
同様これは読まずにはいられないですね。
「日産GT-Rのテクノロジー」は09モデルやスペックVを解説した補強改訂版を
出して欲しいと思ってますがそれは一応置いといて。

読み終えた感想としてマニアックな本だなーと。ある程度わかってる方向けです。
一応GT-R開発の裏側という体裁をとってますが、実際は組織論ですね。
その辺は「人と金と時間が組織を駄目にする」という一言に集約されています。

話はそれるのですが個人的な意見として、クルマに限らない話かもしれないですが
免許から始まって技術・安全やブランド等々クルマにまつわる事柄は
他所からやってくるのが当然だと思っているような人が多すぎると感じます。
結局のところクルマは欲望の商品ですよね?
もちろん商売上の都合でいろんな衣を纏うのですが、スポーツカーとか
スーパースポーツのような趣味や道楽のためのクルマは始めに作り手のエゴありき
ではないかと思うんです。他がなんだろうと俺が一番正しいんだっていう。
F1はそれが顕著ですよね。エゴとエゴのぶつかりあい。
そう考えると国産車でスポーツカーというジャンルが減少の一途
というのはある意味当然なんじゃないかと。
下手すると市場に出して賛否を問う前に同じ社内の人間に
前例に無いからとか、もっと○○のようなクルマを作れとかお役所のような
意見でやられてしまうんですから。
やっとこさ市場に出したところで最初に書いた理由でこれは本物ではないとか
それに比べて○○は素晴らしいと言われてしまうし(笑
そんな四面楚歌かつ孤立しがちなスポーツカー開発者にとって
独立した権限を与えたカルロス・ゴーン氏の功績はとてつもなく大きいと考えます。
日産GT−Rの生みの親は水野氏とゴーン氏であると。

自然な建築 [本]

20世紀はコンクリートの世紀だった、と語る筆者が表層に自然素材を使うのではなく
土地や人間との関連性としての自然な建築を作品を通して語っています。
前出したようにコンクリート批判から始まる訳ですが、筆者の初期の作品「M2ビル」が一ミリも
遡上に上がらないのは何故なのかと(笑
建築材料としては欠点だらけの自然素材に対し時に大きなリスクを負い、時に大胆な折衷案を掲示する
筆者のスタンスは興味深いです。自然素材に対して原理主義者になってはならない、そうでなければ
効率最優先の現代建築に自然素材は残らないというメッセージも重いですね。

自然な建築 (岩波新書)

自然な建築 (岩波新書)

  • 作者: 隈 研吾
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 新書


構造デザイン講義 [本]

構造デザイン。分かるような理解出来ないような気もする妙な用語。
この本は建築家である筆者が大学での講義をまとめたもので、語り口は柔らかいが自らの考えを
ストレートに吐露しています。そして君達は自分達の頭で考えなさいとも。
積構造・スティール・コンクリート・プレキャスコンクリート・木造と解説されているのですが
教科書的でなく経験に裏打ちされた話は説得力があります。
木造で多矛盾系というキーワードが出てきます。
木造は構造として多数の矛盾を内包し成立しているという話を読んで
普段は古めの木造建築に住んでいる身としては非常に感銘を受けましたね。
以前から無駄が多く理解しがたい構造をしていると思っていましたがそれ相応の
理由があったのだと。
本書に再三出てきますが筆者は流行の過剰にウネウネした建築を快く思っておらず
コンピューターによる設計が生み出した構造のポストモダン化とも語っています。
一方で建築を取り巻く空気を設計の要素として取り込む事は現状のコンピューター
の能力では不十分でまだまだフロンティアが残っているという話には非常に興味深いですね。
温度や湿度、輻射熱そして風の影響までコンピューターで捉えられるようになれば
近代建築が抱える問題を解決出来るようになるかもしれません。

構造デザイン講義

構造デザイン講義

  • 作者: 内藤 廣
  • 出版社/メーカー: 王国社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 単行本



レンゾ・ピアノ×安藤忠雄 [本]

NHKの番組が本になったようです。
対談形式の都合上それほど濃い本という訳ではないですが、レンゾ・ビアノ氏の生い立ちから
デビュー作であるポンピドーセンター、そして現在の最新作まで建築への思いを告白しています。
ポンピドーセンターに対する周辺住民の反発、過去と同じ事を繰り返せと要求するクライアント
等々困難を乗り越え、建築の未来を語るレンゾ・ピアノ氏。ロンドンに建設中の最新作は環境に
最大限配慮した高層ビルになるそうです。しかも駐車場は持たず公共交通機関を積極的に
利用する設計になっているとのこと。こういう思い切った判断ができるクライアントと
それに答えられる建築家の関係は眩しいぐらい羨ましいですね。

レンゾ・ピアノ×安藤忠雄建築家の果たす役割 (NHK未来への提言)

レンゾ・ピアノ×安藤忠雄建築家の果たす役割 (NHK未来への提言)

  • 作者: レンゾ・ピアノ
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本


昭和モダン建築巡礼 [本]

読んだのは東日本編ですがよく知っている建築は少なく、知る人ぞ知る的な建築が
沢山収録されています。有名建築家じゃなくても優れた建築は多いという指摘には
耳が痛いですね。確かに有名な方の建築ばかり見てしまうしなぁ。
老朽化などを理由に取り壊される(された)建築も多く、建築と社会の関係について
色々と考えさせられます。
本書エピローグより
でも実は、モダニズム建築に本当に足りないのは、装飾ではなく物語ではないだろうか。 建築にまつわる様々な物語が、建築への感心を高め、残していきたいと思わせる動機となる。 モダニズム建築を残そうとして、それに装飾を付け加えるわけにはいかない。 しかし物語であれば幾らでも補っていく事ができる。


昭和モダン建築巡礼 東日本編

昭和モダン建築巡礼 東日本編

  • 作者: 磯 達雄
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 大型本


POST-OFFICE ワークスペース改造計画 [本]

今求められているワークスペースはどうあるべきか。
そして働くという意味とは?
建築をベースに活動する筆者達による豊富なアイディアと考察が詰まっています。
膝を打つようなアイディアからこれはちょっと・・・という大胆なモノまで
読んでいて飽きさせません。
所々著名なオフィスの写真が載っていて参考になります。
が、個人的には普通は嫌と言わんばかりの主張の強いコッテコテのオフィスは少々苦手です(笑)
どうも24時間365日クリエイティブであれという強迫観念がありそうで。
本書に例として載っている本棚と机だけがある一見殺風景なヘミングウェイの仕事場の方
が共感できるのは何故なんでしょう。

POST‐OFFICE―ワークスペース改造計画

POST‐OFFICE―ワークスペース改造計画

  • 作者: 岸本 章弘
  • 出版社/メーカー: TOTO出版
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本


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